西村先生が小林メダルを受賞されました

第10回応用力学シンポジウム(2007年9月11日、広島国際会議場)において、西村直志先生が 第1回小林メダル を受賞されました。これまでの約10年に渡る高速多重極境界要素法についての研究が認められたことによります。

小林メダルとは、土木学会応用力学委員会の初代委員長である 小林昭一先生の名を冠した賞であり、独創性および将来性に富み、極めて優れた成果を上げた論文あるいは論文群の著者ないし著者グループに対して、土木学会応用力学委員会により授与されるものです。(土木学会委員会所管の表彰制度 11頁)

小林昭一先生は、本研究室の前身である京都大学工学部土木工学科土木設計学講座の最後の教授でもあります。

受賞式

小林先生から西村先生へ、直々にメダルが手渡されました。

受賞式1 受賞式2

これが小林メダルです。

小林メダル


小林レクチャ(受賞講演)

「計算力学における高速多重極法の2,3の話題」というタイトルで、西村先生が受賞講演をされました。

境界要素法の小史についてのスライドと御講演中の写真です。

境界要素法小史 講演中

講演後の御様子です。

講演後 講演後2


関連論文(応用力学論文集掲載分)

小林レクチャ

西村直志: 計算力学における高速多重極法の2,3の話題, 応用力学論文集, Vol 10, pp.3--14, (2007)

一般論文

吉田研一, 西村直志, 小林昭一: 多重極積分方程式法を用いた3次元静弾性クラック問題の解析, 
応用力学論文集, Vol 1, pp.365--372, (1998)

吉田研一, 西村直志, 小林昭一: 多重極積分方程式法を用いたクラックによる3次元弾性波動散乱問題の解析, 
応用力学論文集, Vol 3, pp.143--150, (2000)

大谷佳広, 西村 直志: 2次元Helmholtz方程式における改良された多重極法と前処理について, 
応用力学論文集, Vol 6, pp.283--292, (2003)

大谷佳広, 西村直志: 共有メモリー計算機における3次元時間域動弾性高速境界積分方程式法の並列化について, 
応用力学論文集, Vol 7, pp.295--304, (2004)
	
H. Munakata and N. Nishimura: Parallelization of fast multipole accelerated BIEM for SMP computers, 
応用力学論文集, Vol.7, pp.287--294, (2004)

池田健二, 西村直志, 吉川仁: 大規模境界値問題における高速多重極積分方程式法のハイブリッド並列化, 
応用力学論文集, Vol 8, pp.143--150, (2005)
	
法崎健二, 西村 直志, 大谷 佳広, 吉川 仁: 複合材料の周期境界値問題における高速多重極法と均質化法への応用, 
応用力学論文集, Vol 8, pp.161--169, (2005)

大谷佳広, 西村直志: 2次元Helmholtz 方程式の周期境界値問題における高速多重極境界要素法, 
応用力学論文集, Vol 9, pp.261--271, (2006)

大谷佳広, 西村直志: 3次元Maxwell 方程式の周期境界値問題における高速多重極境界要素法, 
応用力学論文集, Vol 10, pp.243--254, (2007)


西村よりのmessage

Yoshihiro Otani; 2007-09-20; mail