next up previous contents
Next: 適合系 Up: 仮想仕事の原理(一本のはりの場合) Previous: 仮想仕事の原理(一本のはりの場合)

つりあい系

一本のはりの境界(すなわち右端(上添字 r)と左端(上添字 l)) に働く外力として,モーメント ml,r (時計回りを正とする. 曲げモーメント Ml,r の正負と違うので注意!)と力 $\mbox{\boldmath$F$ }^{l,r}$ を 定義しておく(Fig 2.24 ).これらは,はりの境界における 曲げモーメント M,軸力 N,せん断力 $\mbox{\boldmath$F$ }$ を用いると 次のように書ける.

\begin{eqnarray*}m^l=M^l,\quad
m^r=-M^r,\quad
\mbox{\boldmath$F$ }^l =\left(\beg...
...math$F$ }^r =\left(\begin{array}{c}
N \\ Q^r
\end{array}\right)
\end{eqnarray*}


ここで,M および Q は式(29), 式(30)および式(31),すなわち,

\begin{eqnarray*}Q'= -p,\quad N= 一定,\quad M'=Q
\end{eqnarray*}


を満足していなくてはならない.以上を満たす $(M,Q,N,\mbox{\boldmath$F$ }^{l,r},m^{l,r},p)$つりあい系と呼ぶ. また,つりあい系であって力の境界条件を満たすものを 静力学的に許容という.
  
Figure 2.24: はりの境界に働く力
\begin{figure}
\begin{center}
\leavevmode
\epsfxsize=8cm
\epsffile{fig6-02.ps}
\end{center}\end{figure}



Ken-ichi Yoshida
2001-04-18