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構成関係

 

トラス部材ののびと部材力の関係を表す材料特性のモデルを構成関係と呼ぶ。 一番一般的な構成関係は、 の履歴の関数であると言うも のである。多少限定して、トラス部材が弾性体であると仮定すれば、構成関係 は の(現在の値の)関数である、すなわち

でるということになる。ここに は適当な関数である。さらにトラ ス部材が線形弾性体であれば、トラス部材中の応力状態は部材軸方向の一軸引っ 張り状態であろうから、

となる。ここに、 は、それぞれ部材 I のYoung率、断 面積、および長さである。さらに、熱膨張、初期不整など、部材力によらない 伸び がある場合には上式は

 

となる。たとえば温度によるのびを考える時は、

とすればよい。ここに、 はそれぞれ部材 I の線膨張率、および温度上昇である。式(1.6)を線 形弾性トラスの構成関係と呼ぶ。



N. Nishimura
Sat Jul 4 16:13:59 JST 1998