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結論

本論では 3 次元Stokes流問題に多重極法を適用して,自由度が数十万元〜百 万元規模の内部問題を解くことを試みた.その結果自由度 N と計算時間は 線形関係を有することが確かめられ,多重極法がStokes流の 3 次元解析 にも十分有効であることが分かった.さらに,本手法を浸透流解析に応用し, 今回採用した浸透層モデルにおいて得られた透水係数も合理的な結果となった. 本論文で扱った土粒子が規則的に配置したモデルは解に周期性があるので,単 一の土粒子の結果から類推が出来るものとなっているが,不規則な配置のモデ ルを扱うことには原理的には困難はないので,今後そのような場合を取り扱う 予定である.ただしその場合,メッシュジェネレータの利用が不可欠となろう. さらには,実験結果との比較も今後の課題である.



Toru Takahashi 平成12年6月25日